プロフィール
そばお まさひろ
そばお まさひろ
昭和40年3月19日生まれ。
平成16年いまり法律事務所開設。趣味は,合唱,茶道,水泳,ラグビー観戦。
QRコード
QRCODE
お知らせ
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 12人

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新の無いブログに表示されています。
新しい記事を書くことで広告が消せます。
  
Posted by さがファンブログ事務局 at

2010年02月12日

市民のニーズをきめ細かく把握した公共工事

 みなさんのまわりに,たとえば,右折車線がないため,右折車が道をふさぎ,頻繁に渋滞してしまうという道路はありませんか。
 たとえば,段差があるため,お年寄りが歩くのに危険な公共施設はありませんか。
 それらの不具合は,少し改良すれば使いやすくなるのに,長年ほったらかしにされていませんか。

 これまでの公共工事は,国から金をひっぱってきて,巨大な施設や立派な道路をつくることに力が注がれてきました。
 しかし,そのような時代は終わりました。
 「こんな工事,必要ないのに。」と思ってしまうような大きな公共工事は,今後少なくなるでしょう。

 代わって増えるのは,市民のニーズをきめ細かく把握して,改良する工事です。
 みなさんのまわりに,「これは不便だ。」と感じる道路や施設は,たくさんあると思います。そういうものを改良するのが,これからの時代の公共工事の主流になると思います。
 市民だけでなく,建設業者もそのようなニーズを把握して,改良を提言する時代になるでしょう。

 これまでの建設業界は,大型工事を受注するため,政治家や役所の方ばかりを見ていました。これからは,他の業界と同様,市民のニーズを見ることになるでしょう。

ミニ集会のご案内
 平成22年2月13日(土)午後7時~午後8時
 平成22年2月14日(日)午前10時~午前11時
 場 所:仲町観音通り「あいあいプラッツ」
 お誘い合わせのうえ,お気軽にご参加下さい。お車でお越しの方は,「いすい通りパーキング」または「セントラル・パーキング」に駐車してください(無料)。
 
そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/
  

Posted by そばお まさひろ at 23:05伊万里のまちづくり

2010年02月11日

戦術転換

 私を応援してくださっている複数の方々から,最近,次のようなアドバイスをいただきました。
 
 「曽場尾さんに直接会ったことがない人たちの間では,曽場尾さんは『統合病院をつぶす人』,『農協をつぶす人』,『建設業をつぶす人』と『つぶし屋』のように思われている。新聞に載っている顔写真を見ると,身長が高く見え,こわいイメージがある。」
 
 12年前の市長選の際は,私は,「人の批判はしない。」とこころに決めていました。「自分はこうする。」という政策のみ,主張しました。
 この戦術は,清新なイメージをつくることに役立ったと思います。
 ただ,市政に対する批判をしなかったことについては,「物足りない。」,「迫力がない。」というご意見を,多数いただきました。

 今回は,市政に対する批判を十分にしたうえで,自分自身の政策を主張しています。これにより,「物足りない。」というご意見は,今回はありません。
 ただ,少し批判が行きすぎたようです。
 バランスをとる必要があります。

 ただし,「つぶし屋」という誤解に対し弁解するのは,見苦しいと思います。
 「弁解」ではなく,戦術を変化させ,「批判」を大きく減らし,「自分ならこうする。」という政策を前面に出したいと思います。

 「写真では身長が高く見える。」というご意見も,面白いですね。
 そういえば,伊万里市長も,写真では背が高く見えますが,実際はそうでもないですね。
  

Posted by そばお まさひろ at 10:00その他

2010年02月10日

黒澤財団問題発生から2週間

 伊万里に黒澤明記念館を建てる予定だった黒澤明文化振興財団に,実は資金がほとんどないことが報道されて,2週間が経ちました。
 報道によると,この間,伊万里市が財団の担当者に連絡をとろうとはしているが,担当者から回答が得られないようです。

 財団から明確な回答が得られないということは,財団が資金繰りに窮している可能性があると思われます。このような場合,民間企業であれば,一刻も早く,相手方と話をしようとするでしょう。
 なぜ,伊万里市は,担当者を派遣して,財団の代表者と話をさせないのでしょうか。
 電話で連絡が取れないからと,伊万里市が手をこまねいて待ちぼうけを食っているのが,市民の一人として歯がゆくてなりません。

 早急に,明確な回答を得られるよう,積極的に行動してもらいたいと思います。  

Posted by そばお まさひろ at 23:19黒澤記念館問題

2010年02月02日

伊万里市役所のみなさんへ

 私は,市役所の公務員のみなさんに対し,厳しい政策を掲げています。
 私を応援してくださっている方々は,私を心配して,「市役所の人々を敵に回すべきではない。」とおっしゃいます。
 しかし,私は,市役所の方々の中にも,私の考えに賛同してくださる方がおられると信じています。
 今回は,伊万里市役所の方々に対し,私の考えを述べさせていただきたいと思います。

 私自身,元は公務員でした。
 平成元年,私は,国家公務員採用Ⅰ種試験に合格し,国税庁に入りました。
 「私が日本の行政をよくする。」と,青い(?)理想をもって,公務員になりました。
 国税庁では,多くのことを勉強することができました。職場の上司や仲間にも恵まれました。
 しかし,公務員は,組織の一歯車に過ぎません。個人的には「おかしい」と感じることも,個人の一存で変えることはできません。
 公務員では,自分の志を果たすことはできないと考え,辞職しました。

 伊万里市役所の職員の方々も,「地域を変えたい。地域のためにがんばりたい。」という理想をもって,公務員になられたと思います。
 その理想は達成できたでしょうか。
 「おかしい」と感じることを,変えることができたでしょうか。

 周りに,仕事に慣れすぎて,不合理なことを「おかしい」と感じることさえできなくなった人は,いらっしゃいませんか。
 不合理なことを,「おかしい」と感じることができる人の力を,もっと活かすべきだと思います。年齢や級号俸にかかわらず,そのような感覚を持ち,変革しようとする意欲のある人を,幹部にすべきだと思います。
 また,一度はよくない評価を受けても,がんばれば復活できるという人事を実現したいと思います。

 そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/
  

Posted by そばお まさひろ at 09:00行政のあるべき姿

2010年02月01日

黒澤財団問題

 先週から,伊万里の黒澤明文化振興財団の寄付金の問題が新聞紙上をにぎわせています。
 3億8800万円の寄付金はどこにいってしまったのか。
 黒澤記念館のために,伊万里市は,これまで3億5000万円を投入してきたそうです。

 新聞によると,伊万里市は,今週中にも,財団から報告を受ける予定とのこと。
 寄付金を何に使ってしまったのか,納得のいくよう説明していただきたいと思います。

 説明が不十分な場合,市としては,毅然たる対応をしていただきたいと思います。
 寄付金自体は,税金ではありません。しかし,伊万里市が投入してきた3億5000万円は,私たちが支払った税金です。市民が納得できる解決をしていただきたいと思います。
 場合によっては,訴訟による解決も必要でしょう。

 議会の追及にも,期待します。
 財団の責任,市の責任や,なぜこのようなことが起きたかの原因を,十分に追及していただきたいと思います。
  

Posted by そばお まさひろ at 09:00黒澤記念館問題

2010年01月31日

建設業の将来像

 私は,建設業,市役所,農協に対し,厳しい政策を掲げています。
 しかし,それらの仕事についておられる方お一人お一人が嫌いなわけではありません。苦労して一生懸命働いておられることも理解しています。
 今回は,建設業の将来について述べます。

 人の一生と同じように,国家にも一生があります。
 日本は,昭和20年,終戦の時に,産まれました。
 昭和30,40年代は,人にたとえれば,青年期です。人間が,青年期は,日々成長していくのと同じように,この時期は,日本も大きく成長しました。建設業が主役の時代でした。新しいビルや道路が次々とつくられました。

 昭和50年代以降,成長にかげりが見え始めました。
 そして,今,日本は,老年期に入りつつあります。青年期のように,どんどん成長する時期ではありません。人間の老年期には,からだにガタが出てくるように,日本にもガタが出ています。青年期に作った物をメンテナンスすべき時代です。
 建設業も,新しく建物や道路をつくる時代から,メンテナンスの時代に入ったと思います。建物や道路がある以上,メンテナンスは必要です。
 建設業が不要な時代はありません。

 どの産業も,時代に合った変化が必要だと思います。
 例えば,自動車メーカーも,十年一日のごとく,同じ自動車をつくっているわけではありません。ハイブリッド車や電気自動車など,時代に合った新分野に進出しています。それに乗り遅れたアメリカの自動車会社は倒産しています。

 伊万里市は,新しく病院の建物を建てたり,道路や工業用水をつくったりと,昭和30年代と同じことをしています。しかし,そのような政策は,すでに役割を終えていると思います。

 これからの建設業は,メンテナンスや,市民のニーズにきめ細かに応じた物づくりが必要だと思います。国から金を引っ張ってきて巨大なものをつくる時代は終わりました。本当に市民が必要としているものを,きめ細かく把握して,つくっていく時代だと思います。

 昔のような談合や,役所に対する接待は少なくなったと聞いています。建設業に,政治力は必要なくなってきました。技術力や,市民のニーズを把握し,これに応える能力が必要になります。
 真の競争が始まったのだと思います。

 そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/

  

Posted by そばお まさひろ at 09:00その他

2010年01月30日

批判による成長

 弁護士の仕事は,人から批判を受けることが少ない仕事です。
 依頼者は,思いどおりの判決が出なくても,弁護士を面と向かって非難することはめったにありません。心の中ではご不満に思っておられるのでしょうが,表立って弁護士を批判することはまれです。

 政治活動をしていると,批判をしばしば受けます。政策に関する批判だけでなく,「あいさつに来ない。」とか,「愛想が悪い。」という批判も受けます。

 批判は,受けるとつらいものです。しかし,批判なくして成長はありません。
 弁護士は,世間から,畏敬の念は持たれてはいても,「態度や言葉遣いが悪い」,「金儲け主義」などと心の中ではいやがられている面もあります。誤解もありますが,一面真実でもあります。弁護士は,批判を受けることが少ないので,業務を改善する気が乏しいように感じます。
 
 私は,政治活動をはじめてから,政策面でも,愛想も(?),随分変化したと,自分でも思います。
 批判を受ければ,成長できます。
 ただし,「どうしてもこの部分は譲れない。」という政策の核心部分については,いかなる批判を浴びても変えないでいようと思います。

そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/
  

Posted by そばお まさひろ at 09:00弁護士日記

2010年01月29日

学校の先生が,教育に打ち込めるようにするために。

 先日,学校の教諭を退職された方から,ご意見をお聞きしました。
 今の教育にとってなにが問題か。
 私が印象に残ったのは,「報告などの雑務が多すぎて,教育に専念できない。」というご意見でした。
 
 どんな仕事であっても,「報告書」の作成はあるものです。私も,法テラス(日本司法支援センター)や弁護士会への報告書などの作成に追われることもあります。報告書をつくっても,困っている依頼者を救うことにはなりません。しかし,必要最低限の報告はせざるをえません。

 学校の場合,そのような報告が多すぎるようです。先生方は,夜遅くまで残って報告書を作成しているそうです。そして,子ども達にわかりやすく教えるための教材などをつくる余裕がなくなります。

 私の弁護士としての経験からは,学校の先生方は,児童・生徒の保護者からのクレームに追われているという印象もあります。伊万里の学校ではありませんが,保護者から,無理な要求をされて相談に来られたということもありました。
 そのようなクレームに追われたり,あるいはクレームをつけられないよう注意するあまり,本来の教育にかける時間がなくなります。
 もちろん,保護者の正当な要求には,学校として,応じる義務があることはいうまでもありません。
 
 地味な政策ですが,「学校の先生が教育に打ち込めるようにする」ことも,教育に関する私の政策の一つとしようと思います。

 そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/   

Posted by そばお まさひろ at 18:07教育

2010年01月27日

伊万里の医療の将来像

 私は,有田共立病院と伊万里市民病院との統合に反対しています。
 その理由は,財政難と医師不足。
 現在の伊万里市の財政状態からみて,65億円ものお金をかけて新病院を建設するのは無理です。また,全国で医師不足が問題になっている今,建物を建てても,医師はきてくれません。

 では,伊万里の医療について,私はどう考えるか。

 県も市も,伊万里市と有田町という狭い範囲で,高度医療までまかなおうとしています。そこで,西有田に巨大な病院を建てようという無理な計画がでてきてしまいます。
 建物は建ちますが,医師は来てくれないという中途半端な病院になるでしょう。

 伊万里の医療について,私は,佐世保の労災病院,唐津日赤,嬉野医療センターまで広げて,その範囲で高度医療が受けられればよいと考えます。
 伊万里市内から,労災,日赤,嬉野まで,救急車で30分ほどの距離です。急いで病院に運ばなくてはならない病気でも,間に合います。
症状が安定した後は,伊万里市内の病院に移れば,家族の負担も減ります。

 東京では,受け入れてくれる病院がなく,救急車に乗ったまま,さまよっていることもしばしばあります。伊万里では,そのようなことはありません。救急車でさまようことなく,病院にたどり着けるという意味では,伊万里は恵まれています。

 現在の伊万里市民病院をどうするか。私は,多くのお医者さんに,尋ねて歩いています。 伊万里市民病院を残す唯一の道は,何らかの診療科目に特化することだと思います。伊万里で困っているのは,小児科(救急)と手術を伴う整形外科。伊万里市民病院を,これらの診療科目に特化できれば,存続する道はあるでしょう。
 ただし,小児科や整形外科の医師に,それぞれ5,6人来てもらうのは,至難の業ではあります。
 特化することもできない場合,市民病院を存続させる意味はないという事態になることもあると思います。

 有田共立病院については,建物が老朽化していますので,建てかえはやむをえないかもしれません。今の共立病院の規模で,建物を建てかえるだけなら,費用は20億円程度で済むでしょう。国から,12億円の補助が出ると聞いています。手出しは,数億円です。
 有田共立病院には,伊万里の市民もお世話になっています。建てかえの際,伊万里市も手出しの費用の一部を負担するのは,当然だと思います。

そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/   

Posted by そばお まさひろ at 09:00伊万里市民病院

2010年01月26日

農産物のネット販売支援

 農家の中には,インターネットでの販売を手がけている人もいらっしゃいます。
 ネットで販売すれば,農協を通すよりも安く売れ,かつ,農家の手取りも多くなります。農家の手取りは倍近くになることもあると聞きます。 

 ただし,農家が自分で売る以上,リスクもあります。また,手間がかかります。
 発送したが,代金を払ってくれない場合,どうするか。請求書や領収証を発送したり,商品を宅配便で送る手間もかかります。
  
 農家がネットなどで,農協を通さずに独自に販売する場合,市がこれを支援することはできないでしょうか。
 例えば,発送業務を一元化する。代金未払の場合の督促をする。私は,市役所で1人弁護士を雇おうと提案しています。悪質な代金未払の方に対し,簡単な裁判手続なら,すぐにでもできます。

 農協を通さない販売をしている農家を支援する。これにより,農協にとってライバルが出現する。農協に危機感を持ってもらい,高コスト体質を是正してもらう。
 農協のためにもなる政策だと考えます。

そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/
  

Posted by そばお まさひろ at 09:00伊万里のまちづくり

2010年01月25日

真に「農家のための農協」に

 私は,弁護士として,農家の方の破産申立をしたことが,何回かあります。
 農家の破産の場合,農協が債権者になっていることが多いです。

 農協が債権者の場合,「なぜこれほど収入が少ない農家に,農協はこんな巨額の貸付をしたのか。」と疑問に感じることがしばしばあります。農家が機械を買う際や,ハウスなどをつくる際,農協から融資を受けるようです。貸付の際の審査はどのように行っているのでしょうか。
 破産して返済不要となれば,農協は他で利益を稼いで貸倒損失を埋めなくてはなりません。

 借金の相談にみえる農家の中には,次のように嘆く方がいらっしゃいます。
 「一生懸命耕作して,農協に全部納めても,安く買われ,肥料代・苗代などを差し引かれ,借金の返済分も差し引かれ,手元にはほとんどお金は入らない。誰のために働いているのだろう。」

 農協は,元々,農家のための団体でした。
 しかし,今はどうでしょうか。

 農家は一生懸命働き,農協の職員も一生懸命指導をしているのでしょう。
 しかし,農協の体質自体が,「農家のための農協」という理念から変容してしまっていないでしょうか。 農協に,高コスト体質の是正と,融資の際の審査の強化をお願いしたいと思います。そうでなければ,農協は,農家から利益を持っていってしまうだけの団体になってしまいます。

 農協幹部の方々には,真の「農家のための農協」という原点に戻るよう,再考していただきたいと思います。
 また,内部事情をよくご存じの農協職員の方々で,「農協を変えなくてはならない。」と感じている方は,必ずいらっしゃると思います。そういう方々の奮起を期待します。

そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/
  

Posted by そばお まさひろ at 09:00伊万里のまちづくり

2010年01月24日

ヴォーカルアンサンブル・フェスティバル

 私は,佐賀県合唱連盟の副理事長をさせていただいております。
 他の理事さんたちは,音楽の専門家の方々ばかり。音楽素人の私が副理事長というのは,場違いな感もあります。
 しかし,音楽の専門の方々とお話をさせていただき,勉強になります。

 今日は,神崎市のはんぎーホールで,「佐賀県ヴォーカルアンサンブル・フェスティバル」が開かれました。中学生から大人まで,県内の29団体が演奏しました。

 中学生,高校生の若い人たちが,一生懸命合唱をしている姿を見ると,目頭が熱くなります。
 私自身も,まだ若いはずなのですが,合唱に限らず,若い人たちが一生懸命がんばっている姿を見ると,うれしい気持ちになります。

 私は,弁護士として,しばしば少年事件の弁護をします。少年事件の場合,「弁護人」とは呼ばず,「付添人」と呼びます。
 事件を起こしてしまう多くの少年に共通するのは,次の点のように感じます。
 ①することがない。②目標がない。③心から本人のためを思って叱ってくれる人がいない。④寂しい。

 合唱でも,スポーツでも,一生懸命これに打ち込んでいる人は,事件を起こしてしまう人は少ないと思います。なにかに打ち込んでいる人には,「目標」があります。「すること」もたくさんあります。
 多くの若い人たちが,なにかに打ち込んでくれることを期待したいと思います。

 そして,そのためには,指導者,すなわち学校の教諭の熱意が必要です。指導者が立派だと,生徒たちは,見違えるように変わります。
 教諭の方々を,膨大な雑務から解放し,生徒の指導に打ち込めるよう,環境を整える必要があると思います。  

Posted by そばお まさひろ at 20:35教育

2010年01月21日

古賀亜十夫さん

 今年の伊万里信用金庫のカレンダーの上半分は,古賀亜十夫さんの,『ガリバー旅行記』の挿し絵でした。

 古賀亜十夫さんは,伊万里出身の画家です。多くの絵本の挿し絵を描かれました。40代以上の人なら,誰もが一度は目にしたことがある挿し絵だと思います。

 有田ポーセリンパーク内に,「古賀亜十夫記念館」があります。多数の作品が展示されています。
 ただ,記念館の常駐職員は1人だけ。1人では,とても運営していくことはできないと悲鳴が上がっているそうです。
 
 挿し絵の原画の管理や展示には,それほどお金がかかるとは思えません。伊万里市内の図書館などで管理,展示することはできないのでしょうか。

 伊万里は,古賀亜十夫さんの他にも,森永太一郎さん,藤山雷太さんなどの著名人を輩出しています。しかし,それらの人々のことが,十分に伝えられていないように感じます。 郷土出身の人々に対し,少々冷たいようで,寂しい気がします。
  
 1月号の「いっと」には,森永太一郎さんの物語が詳細に書かれていました。
 以前,私は,伊万里市民図書館で,森永太一郎さんの物語の紙芝居を見たことがあります。
 郷土出身の人々を紹介する,このような取組みを,もっと増やしてはどうでしょうか。  
タグ :古賀亜十夫

Posted by そばお まさひろ at 09:00伊万里のまちづくり

2010年01月19日

「わからない」

 長崎新聞が,大型公共事業について,長崎県民にアンケートをとりました(1月5日付長崎新聞)。
 アンケートの回答で特徴的だったのは,「わからない」という回答が多かったこと。
 例えば,諫早干拓について,開門調査をすべきかどうかという質問には,52.6%の人が,「わからない」と答えました。石木ダムを建設すべきかどうかという質問も,54.0%の人が「わからない」。
 新聞には,県の説明不足のため,事業の中身が県民にはよくわからないことから,「わからない」という回答が多くなったと書かれていました。

 佐賀でも,同じことがいえるでしょう。
 例えば,有田共立病院と伊万里市民病院との統合病院。
 推進派の方々からは,「なぜ今になって反対するのか。反対するなら,もっと早い時期に反対して欲しかった。」と言われます。しかし,説明不足のため,市民は,賛成か反対かを判断する材料がなかったのだと思います。

 統合病院は,医師が多数いて,高度医療が可能な病院になると思っている市民が多いようです。佐世保の大きな病院のような病院ができると期待しているのです。

 伊万里市は,統合病院の医師数は「22人」としています。現在,有田共立病院と伊万里市民病院におられる医師数を合計した数字にすぎません。
 佐世保の大きな病院は,医師数は100人前後です。

 ところが,こういった情報が,広く市民に知られていません。
医師数の見込みが「22人」であることを説明すると,多くの市民のみなさんが,がっかりされます。

 市民は,賛成するか反対するかについて,検討する材料を持っていません。そこで,「わからない」という判断になってしまいます。
 統合病院に限らず,様々な政策について,市は,市民が判断するための「材料」を,早い時期に,市民に広く知らせるべきだと思います。

  

Posted by そばお まさひろ at 08:37行政のあるべき姿

2010年01月12日

批判されれば必ず反発するか。

 私の「マニュフェスト」は,多くの方々からご意見をいただき,日々手直ししています。
 マニュフェストには,現在の市政に対する批判が多数記載されています。
 今の市政に問題がなければ,私が手を挙げる必要はありません。批判が多くなってしまうのは,やむを得ないと思います。
 ただ,個人的には,私は,人に対する批判ばかり並べ立てるのは好きではありません。

 「批判された人から反発を受けるから,マニュフェストには批判を書かない方がよい。」というアドバイスをよく受けます。
 確かに,批判された人は面白くはないでしょう。もっともなアドバイスだと思います。したがって,根拠のない「批判のための批判」や,刺激的な言葉は避けるようにしています。「形容詞」もなるべく使わないようにしています。

 しかし,反発をおそれ過ぎると,「ノー・メッセージ」になってしまいます。
 たとえば,「明るい伊万里にしましょう。」,「やさしい市政にします。」といったマニュフェスト。誰からも反発は受けません。しかし,具体的にどのようなことをするのか,わかりません。

 また,批判したからといって,必ずしも,批判を受けたすべての人から反発を受けるとは限りません。
 私が市役所に対する批判をしても,心の中では,「そのとおり」と思ってくれている市職員も多いと思います。公務員は,立場上,それを言えないだけだと思います。
 私も,12年前まで,公務員でした。「おかしい」と思うことがあっても,立場上,それを公言することはできませんでした。公務員の気持ちはよくわかります。

 私の意見に賛同してくれる公務員の方も,多数いらっしゃると信じています。

 そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/
  

Posted by そばお まさひろ at 17:00行政のあるべき姿

2010年01月11日

新春古伊万里ロードレース

 1月10日,「新春古伊万里ロードレース」に出場しました。40歳以上の部5㎞です。
 結果は,23分36秒で,下から4番目。
 昨年は,「40歳以上の部」でビリでした。昨年よりも,約1分早くゴールできました。

 私は,27歳ころ,ジョギングを始めました。
 そのころ,私は国税庁に勤務していました。仕事漬けの毎日でした。たばこは1日3箱。健康を害し,精神的にも疲れ切っていました。「生きていたくない。」と思う日々でした。
 そこで,ジョギングを始めました。
 最初は,たばこをポケットに入れ,少し走ってはたばこを吸っていました。機関車みたいですね。

 そのうち,走る魅力にとりつかれました。走ると,つらい気持ちを忘れることができます。当時は,「走ることが生きること」でした。
 29歳のころ,フルマラソンに初挑戦しました。32歳のころには,フルマラソンを3時間19分で走りました。
 しかし,その後,ひざを痛め手術しました。走ることはできなくなりました。楽しみが一つなくなってしまいました。

 一昨年11月,11年ぶりに,少し走ってみました。おそるおそるでしたが,なんとか走れました。ジョギングの趣味が復活しました。一気に長い距離を走ると,ひざが痛みます。ひざが痛くならない程度に軽く走っています。

 昔なら5㎞を18分台で走っていました。そのころに比べ,格段に遅くなり,情けない気もします。
 しかし,あせらず,マイペースで走ろうと思います。走ることは楽しいです。
 今後も,短い距離を,ゆっくり走りたいと思います。  

Posted by そばお まさひろ at 21:50その他

2010年01月09日

伊万里市の「嫁に来ない課」

 1月6日付佐賀新聞に,伊万里市が「嫁に来ない課」を新設し,課長と職員2人を置くという記事がありました。「嫁に来ない課」は,少子化対策の一環として,お見合いパーティーや婚活イベントを開くそうです。

 お見合いパーティーが,「少子化対策」になるのでしょうか。課長と職員2人の人件費は,いくらかかるのでしょうか。お見合いパーティーは,民間でやってもらうことはできないのでしょうか。

 少子化には,さまざまな原因があります。例えば,次のような原因が考えられます。
 ① 昔は,女性は,若いうちに結婚し,子どもを産むのが,当然だった。しかし,最近は,
  女性の生き方が多様化した。
 ② 収入が少なく安定しないため,結婚できない。子どもを産めない。
 ③ 仕事と子育ての両立が困難。

 ①は,女性の社会進出が進んだことによるもので,よいことだと思います。
 ②は難しい問題です。子どもを育て,教育するにはお金がかかります。将来の収入に不安があるため,産めない人も多いと思います。子育てのための経済的負担を軽減する必要があります。
 ③の仕事と子育ての両立のためには,夜間保育や病児保育を充実させ,仕事をしながら子育てができるようにしなくてはなりません。

 少子化を食い止めるためには,その「根本的な原因」を考え,対策を講じる必要があると思います。

 そばおまさひろ後援会ホームページ http://www.imari-revolution.net/
  

Posted by そばお まさひろ at 09:00行政のあるべき姿

2010年01月08日

介護施設の入居待ち

 私の親族が,伊万里の特別養護老人ホーム「グランパランいまり」に入所しています。
 先日,正月にあいさつに行ってきました。
 「グランパランいまり」では,約70人の方々が介護の仕事などに携わっています。入居しているお年寄りは50人です。
 介護施設検索サイト「HOME’S介護」によると,「グランパランいまり」に入所の申込みをして,待っている人は64人とのこと。数年間待たなくては,入所できないようです。

 伊万里市内には,「グランパランいまり」の他に,「敬愛園」,「長生園」という2つの特別養護老人ホームがあります。
 「HOME’S介護」によると,市内の3つの特別養護老人ホームの定員と入居待ちの人数は,次のとおりです。
  「グランパランいまり」 定員50人,入居待ち64人
  「敬愛園」 定員50人,入居待ち124人
  「長生園」 定員70人,入居待ち 82人 
 定員は,合計170人。入居待ちは,合計270人。
 複数の施設に申込している方がおられますので,実際に入居待ちをしている人はこの半分程度でしょう。それにしても,百数十人の方々が待っています。

 伊万里市の75歳以上の高齢者の人口は約8000人。高齢者の人口に比べて,特別養護老人ホームの定員が170人というのは,少なすぎると感じます。
 介護施設は,特別養護老人ホームだけではありません。老人保健施設や,介護付有料老人ホーム,グループホームなどもあります。特別養護老人ホーム以外は,入居待ちはそれほど多くはありません。
 しかし,介護サービスの存在を知らず,サービス利用の申込みさえしていない方もおられるでしょう。潜在的な需要も,十分にあると思われます。
 介護の仕事により,若い人々の雇用も増えます。「グランパランいまり」でも約70人の方々が働いています。
 介護サービスには,お金はかかります。しかし,「介護を社会全体で負担しよう。」という介護保険の理念からすれば,介護を,介護保険や税金で支援するのは,当然だと思います。
  
介護サービスのさらなる充実が必要だと思います。  

Posted by そばお まさひろ at 09:00福祉

2010年01月07日

西有田と伊万里との統合病院に対する意識の差

 有田町の方からお聞きした話では,西有田には,病院だけでなく,クリニック(診療所)も少ないので,気軽に診察を受けられる病院が欲しいとのことです。そこで,有田・伊万里統合病院は,15もの多数の診療科目をかかえる計画になっています。

 伊万里には,クリニック(診療所)は多数あります。気軽に診察を受けるなら,クリニックに行けば十分です。
 伊万里が欲しいのは,高度な医療を提供してくれる病院です。

 気軽に診察を受けられる病院が欲しい西有田。
 高度医療が受けられる病院が欲しい伊万里。

 需要が異なるのに,一つの病院でまかなおうとするから,無理が生じます。

 15のすべての診療科で,高度医療を提供するには,人口20万人程度が必要です。
 人口8万弱の有田・伊万里では無理です。
 ある1つの診療科目に特化して,その分野についてのみ高度医療を提供するなら,伊万里でも不可能ではありません。

 伊万里が欲するのは,15の診療科すべてで,中途半端な医療を提供する病院ではありません。
 1科目でも,高度医療ができる病院を欲しています。

 有田共立病院は,脳神経外科がすばらしいという評判です。
 そうであれば,15診療科目すべてで中途半端な病院にするのではなく,「脳神経外科病院」として,その特色を活かすべきだと考えます。  

Posted by そばお まさひろ at 09:00伊万里市民病院

2010年01月06日

有田・伊万里統合病院事業費

 有田・伊万里統合病院建設の事業費65億円の内訳を入手しました。
 主要な項目は,次のとおりです。
  建物建築工事 45億円
  医療機器購入費 8億4000万円
  用地造成費   3億7000万円
  設計費     1億5000万円

 伊万里の山元記念病院は,最近新しく建てかえられました。病床数150床で,建物建築工事費は,約12億円とのこと。
 統合病院の病床数は,200床です。したがって,若干,建築工事費が高くなるのはやむを得ません。しかし,それにしても,45億円と12億円との差は大きすぎます。
 公共工事は,建築費が高くなるとは言われています。
 統合病院の建築費を25億円減額し,その他の費用も減額すれば,約30億円節約できるのではないでしょうか。
  

Posted by そばお まさひろ at 09:00伊万里市民病院